スキップしてメイン コンテンツに移動

ケトコナゾール

概要

ケトコナゾールとは、抗真菌薬の1種です。抗真菌薬とはエイズなどで免疫低下状態の患者が、菌に侵されてしまった場合に投与される薬で、農薬としても使われることもあります。簡単に言うと極めて抗菌力が高い薬品ということになります。一般には、水虫や皮膚カンジタなどの治療薬にも応用されている成分です。

育毛・発毛の効果と効能

ケトコナゾールには育毛面にいて2つの効果があります。 1つ目は、頭皮細菌(かび)によるフケやかゆみ、炎症を治す効果です。上記の通り抗菌力が非常に強い薬品ですので、頭皮の菌に対しても大きな効果が期待できます。 2つ目は、まだ具体的なメカニズムは判明しておらず、現在も研究が続いているのですが、男性型脱毛症(AGA)に対して効果があるようです。フィナステリドノコギリヤシと同様に、男性ホルモンを抑制し、薄毛の原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑えることができると言われています。

副作用・用量・用法などの注意点

ケトコナゾールは抗菌面、そしてホルモンバランスを変化させる面で強い効果がある分、副作用もあるので注意が必要です。まずは頭皮に塗布した場合、上記の通り細菌によるフケやかゆみ・炎症は当然改善させることができますが、体質的に合わない、刺激が強すぎるなどの理由から、それとは別要因の炎症が発生する恐れがあります。 また内服時にはノコギリヤシなどの副作用同様、男性ホルモンの抑制による生殖機能の減退や性機能障害が起こる恐れがあります。ケトコナゾールに限らないことですが、妊娠中の女性は、ホルモン変化を促す薬の服用はNGです。胎児に悪い影響を与える可能性があるため注意が必要です。

この成分が含まれる商品

類似作用が期待できる成分


このブログの人気の投稿

ヒノキチオール

概要 ヒノキチオールは樹木抽出成分の1種で、化学的には7員環という天然にはほとんど存在しない分子構造を持つことで有名です。一般的な効能としては、殺菌・抗菌作用、消炎作用、皮膚浸透作用などが挙げられます。 最近では特に殺菌・抗菌作用は注目されており、防腐剤の役割としてヒノキチオールが含まれる化粧品なども増えています。 育毛・発毛の効果と効能 育毛面での効果も非常に注目度が高まってきています。強力な抗菌作用によりフケやカユミを防ぐこと、そしてもう1つの効果が重要なのですが、それは毛母細胞の細胞活動を活性化させる点です。ジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、それが毛母細胞の活動を抑え薄毛を進行させます。ノコギリヤシの場合は、そもそも男性ホルモンを減らすことで、最終的に毛母細胞の活性化につなげる成分ですが、一方でヒノキチオールはホルモンバランスには影響を与えずに、毛母細胞を直接的に活性化させる効果があるようです。 副作用・用量・用法などの注意点 今も尚、化学者たちが研究を続けているヒノキチオールですが、毒性・催奇性があるということがマウスでの実験などで確認されています。但しこれは、体重の約20%以上の量を服用した場合のようです。育毛のサプリメントなどに含まれている場合は、基本的にはケアするレベルではないのですが、念のため用量はしっかりと守るように心がけましょう。頭皮に塗布する育毛剤の場合は、特に気にしなくて良いと思います。 嘘か本当かは分かりませんが、ヒノキチオールの育毛効果が研究されるようになったのは、ヒノキの木こりに薄毛がほとんどいないことがきっかけとのことです。 この成分が含まれる商品カロヤン プログレ薬用ナノアクションD薬用発毛促進剤 新髪24ハイブリッド育毛剤K’sK(ケースケ)NFカロヤンガッシュ薬用育毛剤HG-101アロエ育毛液ナノインパクトテラ2.0U-MA(ウーマ)シャンプーGrowth Project.スカルプケアシャンプー類似作用が期待できる成分毛母細胞を活性化させるフケ・かゆみ・炎症を防ぐ

iPS細胞による発毛・毛髪再生について

今週(2013年1月)、薄毛界にとっては衝撃的なビッグニュースがネットを駆け巡りました。 それは、iPS細胞による毛髪再生のニュースです。今や時の人となった、京都大学の山中伸弥教授によって開発された人工多能性幹細胞iPS細胞が、マウスによる実験で、毛髪を作る毛包と呼ばれる皮膚組織の再生に成功したという内容です。 ---- 引用元:読売新聞 人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、毛髪を作る皮膚の組織をマウスの体内で形成させることに成功したと慶応大学と京都大学の研究チームが23日、発表した。 脱毛症の治療薬開発につながると期待される成果で、皮膚分野の米専門誌の電子版に掲載された。 加齢ややけどによる脱毛症は、「毛包もうほう」と呼ばれる毛髪を作る皮膚組織が壊れたり機能を失ったりして起きる。 大山学・慶応大専任講師(皮膚科学)らは、人のiPS細胞にたんぱく質などを加え、毛包の骨格部分のもとになる細胞を作製。この細胞を、毛の形成を促す働きを持つマウスの皮膚細胞と混ぜ、マウスの皮膚に移植した。移植した細胞は約3週間後、毛包を形作り、毛も生えた。毛包では、人特有の遺伝子も確認された。 --- もし人間に対しての同様の研究が進み、臨床実験を経て、色々なハードルを乗り越え、この技術が商業に乗り一般に普及することになれば、世の中から薄毛はなくなり、薄毛で悩む人もなくなります。 同時にそうなった場合、育毛剤、育毛シャンプー、育毛サロン、増毛サービスなど、薄毛に関するあらゆるビジネス・業界は消滅するように思えます。 もちろん、当サイトの存在価値も完全になくなります^^;。それはちょっとだけ残念なことではあるのですが、本質的な薄毛解消の技術革新の前ではどうでも良いことです。 色々な育毛広告に踊らされたり、体質や薄毛の質にあった育毛方法に悩んだり、詐欺のような育毛商品にひっかかったり、完全にハゲてしまった後もカツラや増毛の維持費に泣かされたり、薄毛の人が苦しむあらゆるストレスや不幸から開放されるなんて、多くの人が夢にまで見た素晴らしい技術です。 ただ私自身の勉強不足も伴い、これらのことの実現性や実現までの時間(1年後なのか10年後なのか100年後なのか)、またそもそもの原理的なことについても、理解や把握ができておりません。 きっと多くの人も、とりあえず喜んでみたものの、私と同じような状態…

赤ワイン

髪の毛・薄毛に対する効果頭皮の酸化を防ぐ評価(有効度):☆☆☆ (0/3) 赤ワインは頭皮に良いので、ハゲている人はガバガバ飲んだ方が良いといった記事を良く見かけますが、それらは間違いです。 たしかに、赤ワインに含まれるポリフェノールの1種、レスベラトロールには頭皮を含む肌の抗酸化作用があります。頭皮や毛穴の皮脂の酸化を防ぐことで、頭皮の健康的な状態に維持することができ、かゆみや湿疹などを招きにくくなります。(ちなみに、白ワインにも同様の効果が期待できますが、ポリフェノールの含有量が赤ワインと比較すると小さいです。) しかし一方で、お酒を摂取することは育毛面ではマイナスに作用します。お酒には糖分が多く含まれております。ホロ酔いで繰り返しおかわりなんかしてしまうと、糖分を過剰に摂取することになり、そのことが頭皮や毛穴の皮脂分泌を活性化させ、髪の毛が抜けやすい環境を招いてしまいます。またL-リジンなどと同じく毛髪生成の必要成分であるL-シスチンは、アルコールを分解する作用も併せ持つため、アルコールを摂取すればするほど、毛髪生成の必要成分を体内から奪うことになります。このようにメリットよりもデメリットが大きいため、赤ワインは決して髪の毛・頭皮に良いというわけではありません。お酒の中ではまだマシといった程度のものです。 この食材・食品を使った代表的な料理そのまま飲む牛肉の赤ワイン煮込み赤ワインのジュレカチュッコ関連する成分L-シスチン