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バイオポリリン酸

概要

成分解説なので、あまり具体的な商品名を出したくはないのですが、バイオポリリン酸はポリピュアEXという固有の育毛剤に含まれる成分です。独自に開発した成分で特許を取得をしているようです。 天然成分ではないため、その生成方法や具体的な効能を調べてもあまり情報が存在していません。検索をしても宣伝サイトの宣伝文ばかりで、とにかく発毛促進力が従来の~倍だなどといった、情報ばかりです。そのような状態のため、独自の見解でこの成分について掘り下げてみました。見解が正しくない可能性もあるため、参考程度にご覧いただけると幸いです。

育毛・発毛の効果と効能

まず最初に商品の公式サイトからの有用な情報として、凄く小さい文字でこのような表記があります。 「バイオポリリン酸※酵母エキス:保湿成分」 この時点で既に拍子抜け感が若干あります。あれだけ特許だなんだと大々的に宣伝して、ポリピュアEXの中心成分としているにも関わらず、実際の役割は保湿なのです。 育毛商品には様々な役割の成分が含まれています。それらの成分は、コアな役割のものと補佐的な役割のものに分けることが出来ます。コアな役割のものとは、例えばフィナステリドノコギリヤシのように、ホルモンバランスをコントロールしたり、頭皮に刺激を与え頭皮に保湿作用をもたらすものなど、頭皮環境を整えるものが挙げられます。補佐的な役割の成分は、それ単体では発毛の効果は弱く、あくまでコアな成分の効果を高めるためのものと考えられます。 また別の切り口として、バイオポリリン酸とはポリリン酸を何等かの形で強化したものと想像されます(若干強引な想像ですが)。強化というのはやや曖昧な表現ですが、つまりポリリン酸をベースとしているという考え方です。 ではポリリン酸とは何かと言うと、リンの重合物で一応自然成分です。一応というのは、製品に含まれる場合、化合して作られることが多いですが、自然にも存在している成分という意味です。 主な成分効果として、まず第一に食品等の鮮度の維持が挙げられます。現在では多くの食品に腐敗が進まなくさせるために含まれているようです。昨今では化粧品の成分としても使われるようになってきており、肌の弾力やハリを回復させる再生効果や、保湿効果があるようです。他にも細かく挙げれば様々な効果があるのですが、主な成分効果はこのあたりになります。 このポリリン酸をベースに強化したものがバイオポリリン酸だとするならば、やはり保湿、そして頭皮にハリ・弾力をもたらすといった、やはり育毛上は補助的な作用の域を出ないことが想像されます。 結論としては、やはり単なる保湿成分であり、バイオポリリン酸によって劇的な発毛効果を期待するのは難しいように思えます。目新しい成分にはどうしても目がいってしまいますが、こういったケースもあるので商品に飛びつく前に十分な調査が必要です。 副作用については不明ですが、単なる保湿成分と捉えるならばよっぽど用量を間違えない限り問題がないように思えます。 繰り返しになりますが、以上は独自の調査・見解を元にまとめたものです。もちろん上記に反して、効果的な育毛成分である可能性も否定できません。また上記はあくまでバイオポリリン酸に対する見解であり、他にも色々な成分が含まれるポリピュアEX商品に関するものではありません。参考程度にご覧下さい。

この成分が含まれる商品

類似作用が期待できる成分


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褐藻エキス(フコイダン)

概要 褐藻とはその名の通り、褐色の藻類植物のことです。ワカメやコンブ、ヒジキやアカモクなどが褐藻植物に含まれます。それらの植物から抽出したエキスを総じて褐藻エキスと呼び、主な成分としては、フコイダン、アミノ酸、ジアスターゼ、アルギン酸、そして豊富なミネラルが含まれます。保湿作用や皮膚再生作用があり、美容製品などでもよく用いられます。 育毛・発毛の効果と効能 昔からワカメやコンブは髪の毛に良いと言われておりますが、その根拠となる成分がフコイダンです。フコイダンには2つの育毛効果があります。 1点目はイチョウ葉エキスに含まれるギンコライドなどは、毛乳頭へ栄養素と酸素を運ぶ血液の血流を良くし、結果的に毛母細胞の細胞分裂を活性化させる役割がありますが、このフコイダンはそのような間接的な効果ではなく、直接的な役割を果たします。 また、成分の1つであるアミノ酸は、髪の毛のベースとなる成分の1つです。(※髪の毛はケラチンとアミノ酸から成り立っています。)そして褐藻に含まれるミネラルの1種ヨウ素(ヨード)は、甲状腺の機能を活性化させる役割があります。(※甲状腺機能が低下すると全身の脱毛が増えると言われています) このように褐藻エキスにはフコイダンに限らず、育毛に有効な成分がかなり多く含まれていると言えると思います。 ちなみに、アルギン酸に関しても、口から服用する分にはあまり関係ないのですが、頭皮に塗布することで皮脂除去をサポートする効果があります。非常にヌルヌルした特性を持つ成分のため、毛穴の奥まで入り込み汚れや油を粘着させ、洗浄とともにそれらを取り除いてくれるようです。 副作用・用量・用法などの注意点 ヨウ素(ヨード)は摂取をしすぎると逆に甲状腺異常を招く可能性があるようです。長期間、毎日のように大量に海草類を食べるなど必要以上の摂取は避けた方が良いと思います。 この成分が含まれる商品ベルタ育毛剤フィンジア育毛剤エスモEX 薬用育毛ローション薬用育毛剤リグロウ薬用育毛剤 蘭夢スカルプD 薬用育毛トニック スカルプジェットヘアーリスペクトXb3.スリーボム 育毛スカルプ&ヘアープロテクティッド バイタルトニックチャップアップ(CHAP UP)育毛ローションフルリア薬用育毛エッセンス薬用 麗豊モンゴ流シャンプーEX育毛剤BUBKA薬用プランテルマイナチュレ薬用HARGシャンプー

ヒノキチオール

概要 ヒノキチオールは樹木抽出成分の1種で、化学的には7員環という天然にはほとんど存在しない分子構造を持つことで有名です。一般的な効能としては、殺菌・抗菌作用、消炎作用、皮膚浸透作用などが挙げられます。 最近では特に殺菌・抗菌作用は注目されており、防腐剤の役割としてヒノキチオールが含まれる化粧品なども増えています。 育毛・発毛の効果と効能 育毛面での効果も非常に注目度が高まってきています。強力な抗菌作用によりフケやカユミを防ぐこと、そしてもう1つの効果が重要なのですが、それは毛母細胞の細胞活動を活性化させる点です。ジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、それが毛母細胞の活動を抑え薄毛を進行させます。ノコギリヤシの場合は、そもそも男性ホルモンを減らすことで、最終的に毛母細胞の活性化につなげる成分ですが、一方でヒノキチオールはホルモンバランスには影響を与えずに、毛母細胞を直接的に活性化させる効果があるようです。 副作用・用量・用法などの注意点 今も尚、化学者たちが研究を続けているヒノキチオールですが、毒性・催奇性があるということがマウスでの実験などで確認されています。但しこれは、体重の約20%以上の量を服用した場合のようです。育毛のサプリメントなどに含まれている場合は、基本的にはケアするレベルではないのですが、念のため用量はしっかりと守るように心がけましょう。頭皮に塗布する育毛剤の場合は、特に気にしなくて良いと思います。 嘘か本当かは分かりませんが、ヒノキチオールの育毛効果が研究されるようになったのは、ヒノキの木こりに薄毛がほとんどいないことがきっかけとのことです。 この成分が含まれる商品カロヤン プログレ薬用ナノアクションD薬用発毛促進剤 新髪24ハイブリッド育毛剤K’sK(ケースケ)NFカロヤンガッシュ薬用育毛剤HG-101アロエ育毛液ナノインパクトテラ2.0U-MA(ウーマ)シャンプーGrowth Project.スカルプケアシャンプー類似作用が期待できる成分毛母細胞を活性化させるフケ・かゆみ・炎症を防ぐ

薄毛の原因物質ジヒドロテストステロン(DHT)と抑制方法

ジヒドロテストステロン(DHT:Dihydrotestosterone)とは 男性ホルモンの1種であるテストステロンが、NF-κB転写因子と結びついて生成される、薄毛の原因物質の1つです。 DHTは活性型男性ホルモンとも言われ、通常の男性ホルモン以上に、毛乳頭のレセプターと結合した際に毛母細胞に活動を低下させる働きがあります。毛母細胞の活動が低下すると髪の毛の成長および発毛が弱まり、その結果、周期的な脱毛に対して発毛量が不足し、徐々に薄毛が強まることになります。体内のDHTの基準量が通常の5倍以上になるとAGA発症の確率が高まると言われています。 DHTの抑制方法 DHTの材料物質であるテストステロン、NF-κB転写因子を抑制することが、DHTの抑制につながります。各物質の抑制方法はそれぞれのページでご覧ください。