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フィナステリド

概要

フィナステリドとは元々90年代前半に前立腺肥大を治療するために研究され開発された成分です。その後に男性型脱毛(AGA)への効果が認められ、臨床試験を経て90年代後半より世界中で脱毛症治療薬として販売されています。

育毛・発毛の効果と効能

育毛面に対する効果としては、前述の通り男性型脱毛(AGA)への強い効果が認められています。具体的な効果作用としては、薄毛の原因物質であるパルテノライドなどと類似したものですが、その中でも特に効果幅が大きい成分と言えると思います。

ミノキシジルとの併用効果

ミノキシジルの解説でも書きましたが、色々な育毛サイトやSNSなどでミノキシジルとの相性が抜群といった説明がなされていることが多いですが、成分同士が効果を高めあうような相互作用の根拠となる研究やデータは特にないようです。 ミノキシジルがアプローチするのは毛母細胞であり発毛効果です。一方でフィナステリドの効果は上記の通り脱毛の原因となる酵素の抑制です。つまり、それぞれ役割が異なるためお互いの効果を干渉することがないという意味で相性が良いということは言えると思います。相性についてはその程度の話であり、2つの成分は比較的副作用が強いため、体質的な面や服用中の体調変化などを考慮に入れて、場合によっては代替の自然成分などを検討するのも大事だと思います。

L-リジンとの併用効果

L-リジンの服用は、髪の毛の根幹的な成分である動物性たんぱく質の摂取になり、また合わせてメカニズムは不明ながらフィナステリドの体内吸収率を高めることができると言われています。しかしながら、動物性たんぱく質は同時に脂肪を摂取することになり、上述の5αリダクターゼを生成させることにつながってしまうのですが、フィナステリドを併用することでその5αリダクターゼを阻害することができます。相互作用が効果的な2成分と言えると思います。

副作用・用量・用法などの注意点

主な副作用は、性欲減退や性機能障害があげられます。それ以外にも胃痛・腹痛や下痢、頭痛といったものが生じる恐れがあると言われています。また妊娠中の女性の服用はNGです。胎児に悪影響を与える可能性があります。(そもそも男性型脱毛に対する成分のため、女性は服用効果がまったくないのですが・・・) ミノキシジルやノコギリヤシなど、副作用が強めの成分と併用する方は、用量に十分注意をすることをおすすめします。

この成分が含まれる商品

類似作用が期待できる成分


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パンテノール

概要 パンテノール(パントテニールエチルエーテル)は、肌の保湿や皮膚細胞を活性化させるアンチエイジング的な効果が期待され、化粧品の含有成分として使われることが多い成分です。また体内でビタミンに変化するプロビタミンと呼ばれる物質でもあります。毛髪をビタミンで補修するCMでおなじみの、P&Gのヘアケア商品「パンテーン」は、このパンテノールを主要成分としており、ブランド名の由来にもなっています。 育毛・発毛の効果と効能 パンテノールは、頭皮に対して3つの効果があります。1つ目は毛母細胞に働きかけて細胞分裂を活性化させ、髪の毛の成長を促進させる点です。2つ目は保湿効果です。パンテノールは保湿クリームの成分としても使われることが多いのですが、頭皮に対してもその保湿効果は有効です。3つ目は、頭皮の新陳代謝を高め、老朽化し老廃物がたまりやすくなる頭皮状態を防ぐ効果があります。ちなみに新陳代謝に関する効果は、クコの実などに含まれるゲルマニウムでも類似効果を得ることができます。いずれも成分単体としては、絶大な効果があるわけではないため、育毛商品では補助的に使われるケースが多いようです。また上述のとおり、持続的な潤いやハリ・コシをあたえる栄養成分として毛髪に対しても有効な成分です。 副作用・用量・用法などの注意点 基本的にはビタミンと同等の成分であるため、副作用の心配はありません。 この成分が含まれる商品フィンジア育毛剤エスモEX 薬用育毛ローションカロヤン プログレ薬用育毛剤リグロウ薬用発毛促進剤 新髪24薬用育毛剤 毛歓薬用加美乃素ヘアグロウス トゥリガーヘアーリスペクトXラボモ/LABOMO スカルプアロマローションNFカロヤンガッシュリアップ ジェット薬用リリィジュ薬用アデノゲンメイクメリー育毛剤リアルオレンジシャンプー オーガニック薬用 麗豊アデノバイタル スカルプエッセンスVh&s for menボリュームアップ トニックフォーミュラBシャンプー発毛促進薬Vi-髪乃素Growth Project.スカルプケアシャンプー類似作用が期待できる成分毛母細胞を活性化させる頭皮や毛髪に対する保湿

薄毛の原因物質ジヒドロテストステロン(DHT)と抑制方法

ジヒドロテストステロン(DHT:Dihydrotestosterone)とは 男性ホルモンの1種であるテストステロンが、NF-κB転写因子と結びついて生成される、薄毛の原因物質の1つです。 DHTは活性型男性ホルモンとも言われ、通常の男性ホルモン以上に、毛乳頭のレセプターと結合した際に毛母細胞に活動を低下させる働きがあります。毛母細胞の活動が低下すると髪の毛の成長および発毛が弱まり、その結果、周期的な脱毛に対して発毛量が不足し、徐々に薄毛が強まることになります。体内のDHTの基準量が通常の5倍以上になるとAGA発症の確率が高まると言われています。 DHTの抑制方法 DHTの材料物質であるテストステロン、NF-κB転写因子を抑制することが、DHTの抑制につながります。各物質の抑制方法はそれぞれのページでご覧ください。

ヒノキチオール

概要 ヒノキチオールは樹木抽出成分の1種で、化学的には7員環という天然にはほとんど存在しない分子構造を持つことで有名です。一般的な効能としては、殺菌・抗菌作用、消炎作用、皮膚浸透作用などが挙げられます。 最近では特に殺菌・抗菌作用は注目されており、防腐剤の役割としてヒノキチオールが含まれる化粧品なども増えています。 育毛・発毛の効果と効能 育毛面での効果も非常に注目度が高まってきています。強力な抗菌作用によりフケやカユミを防ぐこと、そしてもう1つの効果が重要なのですが、それは毛母細胞の細胞活動を活性化させる点です。ジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、それが毛母細胞の活動を抑え薄毛を進行させます。ノコギリヤシの場合は、そもそも男性ホルモンを減らすことで、最終的に毛母細胞の活性化につなげる成分ですが、一方でヒノキチオールはホルモンバランスには影響を与えずに、毛母細胞を直接的に活性化させる効果があるようです。 副作用・用量・用法などの注意点 今も尚、化学者たちが研究を続けているヒノキチオールですが、毒性・催奇性があるということがマウスでの実験などで確認されています。但しこれは、体重の約20%以上の量を服用した場合のようです。育毛のサプリメントなどに含まれている場合は、基本的にはケアするレベルではないのですが、念のため用量はしっかりと守るように心がけましょう。頭皮に塗布する育毛剤の場合は、特に気にしなくて良いと思います。 嘘か本当かは分かりませんが、ヒノキチオールの育毛効果が研究されるようになったのは、ヒノキの木こりに薄毛がほとんどいないことがきっかけとのことです。 この成分が含まれる商品カロヤン プログレ薬用ナノアクションD薬用発毛促進剤 新髪24ハイブリッド育毛剤K’sK(ケースケ)NFカロヤンガッシュ薬用育毛剤HG-101アロエ育毛液ナノインパクトテラ2.0U-MA(ウーマ)シャンプーGrowth Project.スカルプケアシャンプー類似作用が期待できる成分毛母細胞を活性化させるフケ・かゆみ・炎症を防ぐ