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亜鉛

概要

亜鉛は人体における必須成分の1つで、欠乏することで味覚障害や貧血、皮膚炎、免疫力の低下など様々な病症を招きます。一方で十分に摂取することで免疫活性化や新陳代謝の向上などを図ることができますが、いずれも正常な状態を維持するという意味で、必要以上に摂取をしてもそれらの働きを高めることにはなりえません。近年ではサプリメントなどでも亜鉛は販売されており、まるでたくさん摂取した方が良いように錯覚する方も多いようですので、その点は注意が必要です。

育毛・発毛の効果/効能

育毛面に対する効果は大きく2つあります。1つ目は髪の毛を生成する元となる成分の1つケラチンの合成です。よほど不健康な食生活などで極端に亜鉛が不足した場合に、発毛サイクルを崩し結果として薄毛につながるというもので、ほとんどの方にはあまり関係がない話です。こちらに関しても上述の通り、たくさん摂取することで発毛力が高まるかというと、そのようなことはありません。ちなみにワカメやコンブなどの褐藻エキスにも同じような役割があります。 2つ目の効果は、フィナステリドノコギリヤシと同じく、薄毛の原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の生成要素の1つである、5αリダクターゼという酵素の生成を阻害するものです。ただしフィナステリドやノコギリヤシと比べると、その効果は限定的な上に、後述しますが誤って過剰摂取をすると身体にダメージが与える可能性があるため、同じ効果を求めるのであれば、フィナステリドやノコギリヤシの摂取をおすすめします。

副作用・用量・用法などの注意点

亜鉛は普段の食事においてもナチュラルに摂取する成分ですので、基本的にはあまり気にしなくても良いのですが、育毛目的でサプリメントなどを常用するなどして、継続的な過剰摂取が続くとリスクの高い副作用があります。体内での化学反応の結果、銅や鉄の欠乏症を招き体内のミネラルバランスを崩す点です。鉄や銅が体内から減少すると免疫力が低下する可能性があります。亜鉛の1日の上限摂取量は30mgや50mg、また100mgなど諸説ありますが、育毛面においては、過剰に摂取しても効果の上乗せはほとんど期待できないため10~20mg程度に抑えた方が良いと思います。

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褐藻エキス(フコイダン)

概要 褐藻とはその名の通り、褐色の藻類植物のことです。ワカメやコンブ、ヒジキやアカモクなどが褐藻植物に含まれます。それらの植物から抽出したエキスを総じて褐藻エキスと呼び、主な成分としては、フコイダン、アミノ酸、ジアスターゼ、アルギン酸、そして豊富なミネラルが含まれます。保湿作用や皮膚再生作用があり、美容製品などでもよく用いられます。 育毛・発毛の効果と効能 昔からワカメやコンブは髪の毛に良いと言われておりますが、その根拠となる成分がフコイダンです。フコイダンには2つの育毛効果があります。 1点目はイチョウ葉エキスに含まれるギンコライドなどは、毛乳頭へ栄養素と酸素を運ぶ血液の血流を良くし、結果的に毛母細胞の細胞分裂を活性化させる役割がありますが、このフコイダンはそのような間接的な効果ではなく、直接的な役割を果たします。 また、成分の1つであるアミノ酸は、髪の毛のベースとなる成分の1つです。(※髪の毛はケラチンとアミノ酸から成り立っています。)そして褐藻に含まれるミネラルの1種ヨウ素(ヨード)は、甲状腺の機能を活性化させる役割があります。(※甲状腺機能が低下すると全身の脱毛が増えると言われています) このように褐藻エキスにはフコイダンに限らず、育毛に有効な成分がかなり多く含まれていると言えると思います。 ちなみに、アルギン酸に関しても、口から服用する分にはあまり関係ないのですが、頭皮に塗布することで皮脂除去をサポートする効果があります。非常にヌルヌルした特性を持つ成分のため、毛穴の奥まで入り込み汚れや油を粘着させ、洗浄とともにそれらを取り除いてくれるようです。 副作用・用量・用法などの注意点 ヨウ素(ヨード)は摂取をしすぎると逆に甲状腺異常を招く可能性があるようです。長期間、毎日のように大量に海草類を食べるなど必要以上の摂取は避けた方が良いと思います。 この成分が含まれる商品ベルタ育毛剤フィンジア育毛剤エスモEX 薬用育毛ローション薬用育毛剤リグロウ薬用育毛剤 蘭夢スカルプD 薬用育毛トニック スカルプジェットヘアーリスペクトXb3.スリーボム 育毛スカルプ&ヘアープロテクティッド バイタルトニックチャップアップ(CHAP UP)育毛ローションフルリア薬用育毛エッセンス薬用 麗豊モンゴ流シャンプーEX育毛剤BUBKA薬用プランテルマイナチュレ薬用HARGシャンプー

ヒノキチオール

概要 ヒノキチオールは樹木抽出成分の1種で、化学的には7員環という天然にはほとんど存在しない分子構造を持つことで有名です。一般的な効能としては、殺菌・抗菌作用、消炎作用、皮膚浸透作用などが挙げられます。 最近では特に殺菌・抗菌作用は注目されており、防腐剤の役割としてヒノキチオールが含まれる化粧品なども増えています。 育毛・発毛の効果と効能 育毛面での効果も非常に注目度が高まってきています。強力な抗菌作用によりフケやカユミを防ぐこと、そしてもう1つの効果が重要なのですが、それは毛母細胞の細胞活動を活性化させる点です。ジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、それが毛母細胞の活動を抑え薄毛を進行させます。ノコギリヤシの場合は、そもそも男性ホルモンを減らすことで、最終的に毛母細胞の活性化につなげる成分ですが、一方でヒノキチオールはホルモンバランスには影響を与えずに、毛母細胞を直接的に活性化させる効果があるようです。 副作用・用量・用法などの注意点 今も尚、化学者たちが研究を続けているヒノキチオールですが、毒性・催奇性があるということがマウスでの実験などで確認されています。但しこれは、体重の約20%以上の量を服用した場合のようです。育毛のサプリメントなどに含まれている場合は、基本的にはケアするレベルではないのですが、念のため用量はしっかりと守るように心がけましょう。頭皮に塗布する育毛剤の場合は、特に気にしなくて良いと思います。 嘘か本当かは分かりませんが、ヒノキチオールの育毛効果が研究されるようになったのは、ヒノキの木こりに薄毛がほとんどいないことがきっかけとのことです。 この成分が含まれる商品カロヤン プログレ薬用ナノアクションD薬用発毛促進剤 新髪24ハイブリッド育毛剤K’sK(ケースケ)NFカロヤンガッシュ薬用育毛剤HG-101アロエ育毛液ナノインパクトテラ2.0U-MA(ウーマ)シャンプーGrowth Project.スカルプケアシャンプー類似作用が期待できる成分毛母細胞を活性化させるフケ・かゆみ・炎症を防ぐ

薄毛の原因物質ジヒドロテストステロン(DHT)と抑制方法

ジヒドロテストステロン(DHT:Dihydrotestosterone)とは 男性ホルモンの1種であるテストステロンが、NF-κB転写因子と結びついて生成される、薄毛の原因物質の1つです。 DHTは活性型男性ホルモンとも言われ、通常の男性ホルモン以上に、毛乳頭のレセプターと結合した際に毛母細胞に活動を低下させる働きがあります。毛母細胞の活動が低下すると髪の毛の成長および発毛が弱まり、その結果、周期的な脱毛に対して発毛量が不足し、徐々に薄毛が強まることになります。体内のDHTの基準量が通常の5倍以上になるとAGA発症の確率が高まると言われています。 DHTの抑制方法 DHTの材料物質であるテストステロン、NF-κB転写因子を抑制することが、DHTの抑制につながります。各物質の抑制方法はそれぞれのページでご覧ください。