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パンテノール

概要

パンテノール(パントテニールエチルエーテル)は、肌の保湿や皮膚細胞を活性化させるアンチエイジング的な効果が期待され、化粧品の含有成分として使われることが多い成分です。また体内でビタミンに変化するプロビタミンと呼ばれる物質でもあります。毛髪をビタミンで補修するCMでおなじみの、P&Gのヘアケア商品「パンテーン」は、このパンテノールを主要成分としており、ブランド名の由来にもなっています。

育毛・発毛の効果と効能

パンテノールは、頭皮に対して3つの効果があります。1つ目は毛母細胞に働きかけて細胞分裂を活性化させ、髪の毛の成長を促進させる点です。2つ目は保湿効果です。パンテノールは保湿クリームの成分としても使われることが多いのですが、頭皮に対してもその保湿効果は有効です。3つ目は、頭皮の新陳代謝を高め、老朽化し老廃物がたまりやすくなる頭皮状態を防ぐ効果があります。ちなみに新陳代謝に関する効果は、クコの実などに含まれるゲルマニウムでも類似効果を得ることができます。いずれも成分単体としては、絶大な効果があるわけではないため、育毛商品では補助的に使われるケースが多いようです。また上述のとおり、持続的な潤いやハリ・コシをあたえる栄養成分として毛髪に対しても有効な成分です。

副作用・用量・用法などの注意点

基本的にはビタミンと同等の成分であるため、副作用の心配はありません。

この成分が含まれる商品

類似作用が期待できる成分


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ヒノキチオール

概要 ヒノキチオールは樹木抽出成分の1種で、化学的には7員環という天然にはほとんど存在しない分子構造を持つことで有名です。一般的な効能としては、殺菌・抗菌作用、消炎作用、皮膚浸透作用などが挙げられます。 最近では特に殺菌・抗菌作用は注目されており、防腐剤の役割としてヒノキチオールが含まれる化粧品なども増えています。 育毛・発毛の効果と効能 育毛面での効果も非常に注目度が高まってきています。強力な抗菌作用によりフケやカユミを防ぐこと、そしてもう1つの効果が重要なのですが、それは毛母細胞の細胞活動を活性化させる点です。ジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、それが毛母細胞の活動を抑え薄毛を進行させます。ノコギリヤシの場合は、そもそも男性ホルモンを減らすことで、最終的に毛母細胞の活性化につなげる成分ですが、一方でヒノキチオールはホルモンバランスには影響を与えずに、毛母細胞を直接的に活性化させる効果があるようです。 副作用・用量・用法などの注意点 今も尚、化学者たちが研究を続けているヒノキチオールですが、毒性・催奇性があるということがマウスでの実験などで確認されています。但しこれは、体重の約20%以上の量を服用した場合のようです。育毛のサプリメントなどに含まれている場合は、基本的にはケアするレベルではないのですが、念のため用量はしっかりと守るように心がけましょう。頭皮に塗布する育毛剤の場合は、特に気にしなくて良いと思います。 嘘か本当かは分かりませんが、ヒノキチオールの育毛効果が研究されるようになったのは、ヒノキの木こりに薄毛がほとんどいないことがきっかけとのことです。 この成分が含まれる商品カロヤン プログレ薬用ナノアクションD薬用発毛促進剤 新髪24ハイブリッド育毛剤K’sK(ケースケ)NFカロヤンガッシュ薬用育毛剤HG-101アロエ育毛液ナノインパクトテラ2.0U-MA(ウーマ)シャンプーGrowth Project.スカルプケアシャンプー類似作用が期待できる成分毛母細胞を活性化させるフケ・かゆみ・炎症を防ぐ

薄毛の原因物質ジヒドロテストステロン(DHT)と抑制方法

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今週(2013年1月)、薄毛界にとっては衝撃的なビッグニュースがネットを駆け巡りました。 それは、iPS細胞による毛髪再生のニュースです。今や時の人となった、京都大学の山中伸弥教授によって開発された人工多能性幹細胞iPS細胞が、マウスによる実験で、毛髪を作る毛包と呼ばれる皮膚組織の再生に成功したという内容です。 ---- 引用元:読売新聞 人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、毛髪を作る皮膚の組織をマウスの体内で形成させることに成功したと慶応大学と京都大学の研究チームが23日、発表した。 脱毛症の治療薬開発につながると期待される成果で、皮膚分野の米専門誌の電子版に掲載された。 加齢ややけどによる脱毛症は、「毛包もうほう」と呼ばれる毛髪を作る皮膚組織が壊れたり機能を失ったりして起きる。 大山学・慶応大専任講師(皮膚科学)らは、人のiPS細胞にたんぱく質などを加え、毛包の骨格部分のもとになる細胞を作製。この細胞を、毛の形成を促す働きを持つマウスの皮膚細胞と混ぜ、マウスの皮膚に移植した。移植した細胞は約3週間後、毛包を形作り、毛も生えた。毛包では、人特有の遺伝子も確認された。 --- もし人間に対しての同様の研究が進み、臨床実験を経て、色々なハードルを乗り越え、この技術が商業に乗り一般に普及することになれば、世の中から薄毛はなくなり、薄毛で悩む人もなくなります。 同時にそうなった場合、育毛剤、育毛シャンプー、育毛サロン、増毛サービスなど、薄毛に関するあらゆるビジネス・業界は消滅するように思えます。 もちろん、当サイトの存在価値も完全になくなります^^;。それはちょっとだけ残念なことではあるのですが、本質的な薄毛解消の技術革新の前ではどうでも良いことです。 色々な育毛広告に踊らされたり、体質や薄毛の質にあった育毛方法に悩んだり、詐欺のような育毛商品にひっかかったり、完全にハゲてしまった後もカツラや増毛の維持費に泣かされたり、薄毛の人が苦しむあらゆるストレスや不幸から開放されるなんて、多くの人が夢にまで見た素晴らしい技術です。 ただ私自身の勉強不足も伴い、これらのことの実現性や実現までの時間(1年後なのか10年後なのか100年後なのか)、またそもそもの原理的なことについても、理解や把握ができておりません。 きっと多くの人も、とりあえず喜んでみたものの、私と同じような状態…